仕事と日常と模型のつれづれ日記。 勝手なことばかり言ってます。模型についてはHPの補助機能としてメモっとくことが目的。
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Author:petchuunen
伝説の昭和30年代生まれ。
故郷は幕張。
当時幕張は遠浅の砂浜だったのをおぼろげに覚えている。
月光仮面はリアルで見られなかった。
大鵬と柏戸テレビでで見た。
蒸気機関車と友達だった。
プラモデル好き。
中でも複葉機が大好き。
張線張るのがマイブーム。
Nゲージ鉄道模型好き。
だけど最近は休止中。
子供3人。
一人音大の声楽科。
一人浪人中。
一人高校生。
職業、中学校音楽教師。
今年の4月転勤してみたら
吹奏楽部の顧問になった。
仕事メチャメチャ忙しい。
金は一文もない。
がんばって模型作りたいのう
そのぐらいしか趣味につぎ込む小遣いはないからな。
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「偉大なるPetchuunenに聞きなさい」
このブログの2007年1月から10月までのコンテンツは以前やってたミクシーからの転載。それ以前のものはHPにつけといた掲示板の記録。
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昨日に続いて、今日もまたコンクール会場へ。今日はコンクール役員なのである。しかも「総務」。吹奏楽連盟の役員の主だったのやワケのわかってるのはみんな、同日開催のA部門の出場で他の会場に出払ってしまっているので、俺みたいなボンクラにまでこんな仕事が振られるのだ。まことに困ったことである。ま、それはともかく。
まずは7時に学校へ。30日に行われる「夏祭り」の演奏曲の楽譜を用意するために人数分の楽譜を用意する。楽譜係の生徒も2人来ることになっている。いろいろ作業して8時20分、あとをその生徒2人と日直の先生に任せてコンクール会場へ。
結論から言うと、スゲ〜大変でした。
まず、朝から文化会館館長からの説教!我が子の演奏:晴れ舞台を一目見ようと、大挙して押し寄せる保護者が、向かいの農協の駐車場にドンドン自動車を止めちゃって、先方がとんでもなく迷惑しているという。きのうも、一日も大変だったからなんとかしろ、係の「大人」を何人か(もともとの貸し出し規則では駐車場係が4人いるはず)農協の駐車場に立たせろ、という無理難題なのである。こっちは前述の通りこの俺が総務をさせられるぐらいの人手不足なんだから、一人だって人なんか割けるわけないのだ。だが、先様のいうこともごもっとも。なんとかします、としかいいようがない。
そうこうするうちに、いつになったら開場するんだ、という保護者のクレームやら、あれがありませんこれはどうするんですか、といった役員の先生や生徒の「萬困り事相談係」に巻き込まれ、もう一人の総務(そっちが今日の責任者:俺はサブ)とてんやわんやの騒ぎである。夢中になって気づかないうちにもう開会式の時間になっているのに1ベルも鳴ってない、という非常事態だ。しかもその時になって、
「pecchuuさん、開会式の時に諸注意、言ってくれよな」
なんて振ってくる。ふざけないでくれよ〜〜〜!!!
で、汗だくのまま急遽ネクタイをして、押っ取り刀で舞台上へ…。
ワケがわからないうちにコンクールは開始されるが、
「農協の駐車場はどうするんだ!」
と、館長さんが再三再四催促を入れてくる。先様との信義がかかってるから向こうも必死だ。しかしこっちだってもはや手も足も出ないのだ。で、会館で契約している警備会社にお願いして警備員に来てもらうことにしたのだが、それが手配できるまでだけでも、ということで急遽こっちの駐車場係(細っこい女の先生が一人だけ)に頼んで、立っててもらうことにした。だが気温35度の炎天下である。どうなるのであろう。そして彼女がやっていた打楽器搬出入トラックの交通整理を俺がやることになる。ものすごい湿気と気温とごった返す女子中学生の間を怒号が飛び交い、高価で(ヘタをすれば7桁もあり得る)デリケートな楽器が出入りする。まさに「そこは戦場、修羅のちまた」である(わかる人いないね)。
やっと昼食になったが、これほどの関係者の苦労にもかかわらずタイムテーブルが10分もおしているという。農協に立った先生も熱中症で倒れそうになった、といって戻ってきてグロッキーになっている。開始時間がずれたのが痛かった。
昼休みは短縮し、午後は時間通り開始する。
「petchuuさん、舞台袖にいてくれない?アナウンスのタイミング早めてほしいんだけど。」
もはや便利屋さん。へいへい、どこへでも行きますよ。
で、午後の前半はステージマネージャー。10団体ぐらい進んだところで、
「petchuuさん、3分ぐらいおしてるよ!」
ななな何でだ〜〜!一生懸命やってるのに!かなりショックである。だがこっちの苦労をよそに、出番の先生や生徒たちの動作はイライラするほどゆっくりだ。(もっとも、彼らの脳味噌は別の意味で緊張しきっているわけだからね。お互い様なのである。)
さらに後半は審査結果の採点集計係。PCの数字を読んだり確認したり。総務の生徒はウチの中学校から出したのだが、使いっ走りに忙殺されてほとんどどこにいるのかもわからない状態だ。
閉会式はおきまりの、金賞を取った学校の生徒の歓声とうれし涙にかきくれる姿を横目で見つつ(来年は見てやがれ)事務的に進め、撤収に走り回り、いろいろ終わったときには6時半を回っていましたとさ。今にも夕立の来そうなヤバイ天気の中、遠雷の音におびえつつ、愛車のデュオで帰ってきました。
まずは7時に学校へ。30日に行われる「夏祭り」の演奏曲の楽譜を用意するために人数分の楽譜を用意する。楽譜係の生徒も2人来ることになっている。いろいろ作業して8時20分、あとをその生徒2人と日直の先生に任せてコンクール会場へ。
結論から言うと、スゲ〜大変でした。
まず、朝から文化会館館長からの説教!我が子の演奏:晴れ舞台を一目見ようと、大挙して押し寄せる保護者が、向かいの農協の駐車場にドンドン自動車を止めちゃって、先方がとんでもなく迷惑しているという。きのうも、一日も大変だったからなんとかしろ、係の「大人」を何人か(もともとの貸し出し規則では駐車場係が4人いるはず)農協の駐車場に立たせろ、という無理難題なのである。こっちは前述の通りこの俺が総務をさせられるぐらいの人手不足なんだから、一人だって人なんか割けるわけないのだ。だが、先様のいうこともごもっとも。なんとかします、としかいいようがない。
そうこうするうちに、いつになったら開場するんだ、という保護者のクレームやら、あれがありませんこれはどうするんですか、といった役員の先生や生徒の「萬困り事相談係」に巻き込まれ、もう一人の総務(そっちが今日の責任者:俺はサブ)とてんやわんやの騒ぎである。夢中になって気づかないうちにもう開会式の時間になっているのに1ベルも鳴ってない、という非常事態だ。しかもその時になって、
「pecchuuさん、開会式の時に諸注意、言ってくれよな」
なんて振ってくる。ふざけないでくれよ〜〜〜!!!
で、汗だくのまま急遽ネクタイをして、押っ取り刀で舞台上へ…。
ワケがわからないうちにコンクールは開始されるが、
「農協の駐車場はどうするんだ!」
と、館長さんが再三再四催促を入れてくる。先様との信義がかかってるから向こうも必死だ。しかしこっちだってもはや手も足も出ないのだ。で、会館で契約している警備会社にお願いして警備員に来てもらうことにしたのだが、それが手配できるまでだけでも、ということで急遽こっちの駐車場係(細っこい女の先生が一人だけ)に頼んで、立っててもらうことにした。だが気温35度の炎天下である。どうなるのであろう。そして彼女がやっていた打楽器搬出入トラックの交通整理を俺がやることになる。ものすごい湿気と気温とごった返す女子中学生の間を怒号が飛び交い、高価で(ヘタをすれば7桁もあり得る)デリケートな楽器が出入りする。まさに「そこは戦場、修羅のちまた」である(わかる人いないね)。
やっと昼食になったが、これほどの関係者の苦労にもかかわらずタイムテーブルが10分もおしているという。農協に立った先生も熱中症で倒れそうになった、といって戻ってきてグロッキーになっている。開始時間がずれたのが痛かった。
昼休みは短縮し、午後は時間通り開始する。
「petchuuさん、舞台袖にいてくれない?アナウンスのタイミング早めてほしいんだけど。」
もはや便利屋さん。へいへい、どこへでも行きますよ。
で、午後の前半はステージマネージャー。10団体ぐらい進んだところで、
「petchuuさん、3分ぐらいおしてるよ!」
ななな何でだ〜〜!一生懸命やってるのに!かなりショックである。だがこっちの苦労をよそに、出番の先生や生徒たちの動作はイライラするほどゆっくりだ。(もっとも、彼らの脳味噌は別の意味で緊張しきっているわけだからね。お互い様なのである。)
さらに後半は審査結果の採点集計係。PCの数字を読んだり確認したり。総務の生徒はウチの中学校から出したのだが、使いっ走りに忙殺されてほとんどどこにいるのかもわからない状態だ。
閉会式はおきまりの、金賞を取った学校の生徒の歓声とうれし涙にかきくれる姿を横目で見つつ(来年は見てやがれ)事務的に進め、撤収に走り回り、いろいろ終わったときには6時半を回っていましたとさ。今にも夕立の来そうなヤバイ天気の中、遠雷の音におびえつつ、愛車のデュオで帰ってきました。
先日行われた吹奏楽コンクールの地区大会では、密かな自分的予想を裏切り、本校の吹奏楽部はあえなく賞無しという屈辱的な結果に陥った。
その心の傷が未だに絶えない今日、同じコンクールの二日目を一日鑑賞することにした。何しろ4年間も吹奏楽の指導から離れ、全くの浦島太郎状態だっのだ。今年度のウチの部活の完成度は、5年前には楽勝で県大会に行けるレベルだ、という自信があっただけに、この結果は納得できない。だが、現実にはいろいろあって会場で他の中学校の演奏を一つも聴いていないのだ。これでは勝負にならない。確認せねば!
ま、ここで詳しくは言及しないが、一日中客席に座って定点観測をした結果、要するに十分納得の状況が浮かび上がってしまったのだ。
それよりも今日はとんでもないハプニングが!
なんと、この間ホール練習したときと同じ、落雷による停電騒ぎがあったのだ、それもある団体が演奏を開始して、最初のバスドラムの音が響いた瞬間に!会場は舞台の照明はもちろん、審査員が採点と講評を書くために客電も明るくしてある状態だったのだが、一瞬演出かと思ったほどの絶妙のタイミングで場内は真っ暗に!そして、前回書いたのと同じフラッシュライトが非常口の緑色のライトの脇で激しく点滅を繰り返し、ほぼ満員の場内が女子中学生のざわめきで満たされる中、なんと演奏は続いたのだ!すごい精神力である。先生も生徒も。
結局、コンクール実行委員長が舞台に乱入して演奏を中止させ(その瞬間に照明は復活、場内からは舞台上の学校をたたえる拍手が鳴りわたった)、数分後に演奏は最初からやり直しとなったが、あれが万一ウチの学校だったらどうなったであろうか。また、ウチの部員が鑑賞していたら静粛を維持できたであろうか、と考えると心許ない。
何しろ来年に向けてウチの部活にとってたくさんの課題が明確になった一日であった。これからがんばるぞ〜〜!!
その心の傷が未だに絶えない今日、同じコンクールの二日目を一日鑑賞することにした。何しろ4年間も吹奏楽の指導から離れ、全くの浦島太郎状態だっのだ。今年度のウチの部活の完成度は、5年前には楽勝で県大会に行けるレベルだ、という自信があっただけに、この結果は納得できない。だが、現実にはいろいろあって会場で他の中学校の演奏を一つも聴いていないのだ。これでは勝負にならない。確認せねば!
ま、ここで詳しくは言及しないが、一日中客席に座って定点観測をした結果、要するに十分納得の状況が浮かび上がってしまったのだ。
それよりも今日はとんでもないハプニングが!
なんと、この間ホール練習したときと同じ、落雷による停電騒ぎがあったのだ、それもある団体が演奏を開始して、最初のバスドラムの音が響いた瞬間に!会場は舞台の照明はもちろん、審査員が採点と講評を書くために客電も明るくしてある状態だったのだが、一瞬演出かと思ったほどの絶妙のタイミングで場内は真っ暗に!そして、前回書いたのと同じフラッシュライトが非常口の緑色のライトの脇で激しく点滅を繰り返し、ほぼ満員の場内が女子中学生のざわめきで満たされる中、なんと演奏は続いたのだ!すごい精神力である。先生も生徒も。
結局、コンクール実行委員長が舞台に乱入して演奏を中止させ(その瞬間に照明は復活、場内からは舞台上の学校をたたえる拍手が鳴りわたった)、数分後に演奏は最初からやり直しとなったが、あれが万一ウチの学校だったらどうなったであろうか。また、ウチの部員が鑑賞していたら静粛を維持できたであろうか、と考えると心許ない。
何しろ来年に向けてウチの部活にとってたくさんの課題が明確になった一日であった。これからがんばるぞ〜〜!!
やってきました、ホール練習。コンクール本番の会場を借り切って1日練習しちゃう、という傍目には掟破りの裏技である(でも有力な学校は必ずやっている)。この学校に赴任してまだ4ヶ月だが、すでに押さえてあったのだ、近所の市民会館の大ホールが。「親の会」が去年のうちにとっちゃったらしい。しかも21時まで!過激じゃのう。おまけに、何という偶然か、今年に限って、コンクールの本番そのものが件の大ホールでやる、というのだから、できすぎた話ではないか!
しかし、このワタシがやろうってんだから、タダですむはずがない、何事もなければいいのだが…。(実際、以前にやったホール練習では、前日に雨でバイクを学校の駐輪場に起きっぱなしにして帰ったら近所の不良どもにいじられて鍵を壊されてしまって動けなくなり、練習開始時間が遅れた上に、修理代で3万以上の損害を被ったことがある。ま、それはともかく)
さすがに夜の9時まで練習する気はないので、終了予定時刻を4時30分として、楽器運搬トラックの手配をする。
さて、当日の朝、7時50分に部員の集合をかけ、校舎の鍵を開けてはいると同時にさっそく電話が鳴って、
「発熱で休みます…」
という力ない声が。ホルンの2年生だ。幸先悪いのう。
トラックの運転手はお初にお目にかかる方。いつもの運送会社に4トンロング車のリアゲート付き、と指定したところ、該当の車両の都合がつかなくて、系列の業者に回してもらったとのことである。親切にいろいろやってくれてスムーズに積み込み終了。ホールでの積み降ろしやセッティングなんかも無事終了し、音出しをして練習開始するが、チューニング開始が10時15分、基礎合奏開始が10時45分。思った以上に手間がかかる。で、午前の曲練開始はほぼ11時過ぎである。もっと濃い練習は出来んもんかいな〜…とも思うが、日々のルーティンをないがしろにしていいことなんかあるわけないので、ここは我慢である。
12時15分、昼食休憩。生徒たちはロビーとかでお弁当であるが、指導者や保護者は会館内の軽食レストランへ。「親の会」には1日中自由に見ててけっこうです、と言っておいたのだが、本当に1日中見てる人もけっこういるのでビックリである。なんという熱心な。自分の倅の時にはこんなに粘ってみてなんかいなかったのに…。
さて、午後の練習であるが…。大ホールの舞台の上で気がつくわけないのだが、外は強烈な雷雨だったらしい。何と、突然の停電に見舞われたのだ。ビックリしたなぁ。煌々と照るスポットライトや舞台照明が一気に消え、常夜灯みたいな明かりと非常口の緑のランプ、それに、その緑のランプの傍らについたフラッシュライトが狂気のように点滅する、という異様な光景に生徒共々ビックリ仰天だ。ライトが消えた瞬間にドロドロドロ…と雷鳴が聞こえるというのも異常事態だと思わないか?会館の担当者が復旧のために走り回っているのだが、どうやら、会館そのものに落雷したらしい。こりゃスゴイ体験だ。
で、やっと復旧し、練習を再開したのだが、ほどなく再度の落雷と停電!最初の停電の時には
「なに?!なに!???ヤダ〜〜〜!!」
とか騒いでいた生徒たちも2回目には
「あああぁぁぁぁ…
」
と声をそろえるあたり、環境への順応性が高いのう、さすが若い者は違う。ま、こっちは練習だからいいけど、同時進行の小ホールではなんかのコンサートが本番中だったらしい。カワイソウニ…。あとで事務室に寄ると年配の担当者が出てきて、
「ワタシ、12年やってて(落雷なんて)初めてです!」
とおっしゃる。こっちは初めての利用なのにでっくわしたんだから、ラッキーなんじゃなかろうか(何が?)。
さて、いろいろあったホール練習もいよいよ終わり、撤収の時には雨もあがっている。また積み込んで学校に戻るが、なんと戻っている最中にまたもや雨が降ってきて、生徒たちはずぶ濡れである。なんかやっぱりついてないかも。
しかも最後のハプニング、学校でトラックから楽器を降ろし、片付けている最中に、大物を部屋に入れようとして入り口のドアを外した生徒が、そのドアをひっくり返してしまいガラスを割ってしまったのだ。アチャ〜〜〜!幸い生徒にケガはなく、割れたガラスを片付けている間に楽器の片付けも終わり、トラックも帰ってしまい、集合して解散、という運びになったのだが、なんとまたしてもその瞬間あたりは土砂降りである。これでは帰すわけに行かない。最後まで残ってくれていた「親の会」の会長さんが連絡網を回してくれて、保護者が自動車を出してくれた。こんなところが、実にうまく機能していてうれしいことである。感謝感激だ。
とかなんとか言っているうちに生徒は全員帰宅の途に向かい、ある意味練習どころではなかったドタバタのホール練習は終了したのだった。一夜明けた今日は、生徒たちも元気いっぱい。こっちは疲労困憊。きのうガラスを割った生徒が校長先生のところに謝りに行きましたとさ。
しかし、このワタシがやろうってんだから、タダですむはずがない、何事もなければいいのだが…。(実際、以前にやったホール練習では、前日に雨でバイクを学校の駐輪場に起きっぱなしにして帰ったら近所の不良どもにいじられて鍵を壊されてしまって動けなくなり、練習開始時間が遅れた上に、修理代で3万以上の損害を被ったことがある。ま、それはともかく)
さすがに夜の9時まで練習する気はないので、終了予定時刻を4時30分として、楽器運搬トラックの手配をする。
さて、当日の朝、7時50分に部員の集合をかけ、校舎の鍵を開けてはいると同時にさっそく電話が鳴って、
「発熱で休みます…」
という力ない声が。ホルンの2年生だ。幸先悪いのう。
トラックの運転手はお初にお目にかかる方。いつもの運送会社に4トンロング車のリアゲート付き、と指定したところ、該当の車両の都合がつかなくて、系列の業者に回してもらったとのことである。親切にいろいろやってくれてスムーズに積み込み終了。ホールでの積み降ろしやセッティングなんかも無事終了し、音出しをして練習開始するが、チューニング開始が10時15分、基礎合奏開始が10時45分。思った以上に手間がかかる。で、午前の曲練開始はほぼ11時過ぎである。もっと濃い練習は出来んもんかいな〜…とも思うが、日々のルーティンをないがしろにしていいことなんかあるわけないので、ここは我慢である。
12時15分、昼食休憩。生徒たちはロビーとかでお弁当であるが、指導者や保護者は会館内の軽食レストランへ。「親の会」には1日中自由に見ててけっこうです、と言っておいたのだが、本当に1日中見てる人もけっこういるのでビックリである。なんという熱心な。自分の倅の時にはこんなに粘ってみてなんかいなかったのに…。
さて、午後の練習であるが…。大ホールの舞台の上で気がつくわけないのだが、外は強烈な雷雨だったらしい。何と、突然の停電に見舞われたのだ。ビックリしたなぁ。煌々と照るスポットライトや舞台照明が一気に消え、常夜灯みたいな明かりと非常口の緑のランプ、それに、その緑のランプの傍らについたフラッシュライトが狂気のように点滅する、という異様な光景に生徒共々ビックリ仰天だ。ライトが消えた瞬間にドロドロドロ…と雷鳴が聞こえるというのも異常事態だと思わないか?会館の担当者が復旧のために走り回っているのだが、どうやら、会館そのものに落雷したらしい。こりゃスゴイ体験だ。
で、やっと復旧し、練習を再開したのだが、ほどなく再度の落雷と停電!最初の停電の時には
「なに?!なに!???ヤダ〜〜〜!!」
とか騒いでいた生徒たちも2回目には
「あああぁぁぁぁ…
」と声をそろえるあたり、環境への順応性が高いのう、さすが若い者は違う。ま、こっちは練習だからいいけど、同時進行の小ホールではなんかのコンサートが本番中だったらしい。カワイソウニ…。あとで事務室に寄ると年配の担当者が出てきて、
「ワタシ、12年やってて(落雷なんて)初めてです!」
とおっしゃる。こっちは初めての利用なのにでっくわしたんだから、ラッキーなんじゃなかろうか(何が?)。
さて、いろいろあったホール練習もいよいよ終わり、撤収の時には雨もあがっている。また積み込んで学校に戻るが、なんと戻っている最中にまたもや雨が降ってきて、生徒たちはずぶ濡れである。なんかやっぱりついてないかも。
しかも最後のハプニング、学校でトラックから楽器を降ろし、片付けている最中に、大物を部屋に入れようとして入り口のドアを外した生徒が、そのドアをひっくり返してしまいガラスを割ってしまったのだ。アチャ〜〜〜!幸い生徒にケガはなく、割れたガラスを片付けている間に楽器の片付けも終わり、トラックも帰ってしまい、集合して解散、という運びになったのだが、なんとまたしてもその瞬間あたりは土砂降りである。これでは帰すわけに行かない。最後まで残ってくれていた「親の会」の会長さんが連絡網を回してくれて、保護者が自動車を出してくれた。こんなところが、実にうまく機能していてうれしいことである。感謝感激だ。
とかなんとか言っているうちに生徒は全員帰宅の途に向かい、ある意味練習どころではなかったドタバタのホール練習は終了したのだった。一夜明けた今日は、生徒たちも元気いっぱい。こっちは疲労困憊。きのうガラスを割った生徒が校長先生のところに謝りに行きましたとさ。
暑い!暑すぎるじゃないか!ここ2日ほど、蒸し風呂のような中学校の校舎にこもり、吹奏楽部の練習に浸りきっている。それにしても、ついに来てしまった太平洋高気圧。連日気温は34度?高度な文化活動(それも芸術カモシレナイ)であるところの吹奏楽をやるような環境ではとっくにない。だが、差し迫った目標のコンクールに向けて、とにかく練習するっきゃない。
というわけで、まずは環境を整えなければならない。
その1: お弁当の避難。
1日練習では必需品のお弁当。不用意に教室なんかに置いとかせるわけにはいかない。傷んでしまっては大変である。なので、夏休み中唯一冷房が稼働している職員室にお弁当を避難させる。以前の学校なんかではLL教室とかにクーラー入れて弁当を置き、ついでにじゃんけんで勝ったパートがパート練習したり、なんてこともできたのだが、なんだか「市からの通達」とかいうのがあって、無闇にクーラーをつけてはいけないらしい。ケチだのう!
その2: 扇風機
クーラーが駄目なら扇風機しかない。音楽室は熱気がこもってスゴイ状態だ。工業用の扇風機(例の、羽がオレンジで本体がダークグレーのでかいヤツね)を親の会に頼んで急遽2台買ってもらい、窓全開にして外のベランダに置いてもらい、思い切りブン回す。奥の方の生徒には直接風が行かないが、部屋の中の空気はとにかく回るであろう。(それにしても、工業用扇風機、値上がりしたぞ。何年か前に買ったときには3560円だったのに、今じゃ同じものが4980円!)
最初は部屋の中で回したのだが、近くのフルートの2年生はたまったモンじゃない。首を振って風が吹いてくるたびに、髪の毛がゲゲゲの鬼太郎が悪い妖怪を退治するときのように一斉に逆立ち、とても楽器を演奏するどころではない。それに、あたりの譜面台の楽譜があっちこっちでヒラヒラ飛び回る。こんなんで吹奏楽の練習をやっているなんてほとんど奇跡的な状況なのだ。
そんなに努力しているというのに、演奏の方はとんでもない。全体的に頭がボーッとしているようにも見える。集中力は続かない。熱中症の恐ろしさは昨今喧伝されているとおりで侮れない。1時間もやれば10分は休みを入れる。そして水分補給。差し入れのお茶なんかもあってけっこう恵まれてはいる。ピッチはあわない。第一チューニングができない。鍵盤打楽器はA=442で設定してあるのに、この暑さの中、管楽器はA=445にしてもあわない。無理矢理あわせると曲をやるときにユニゾンがでない。無理に出させようとすると音色が極端に悪くなる。
こんな泥沼のような戦いがまだ8月1日まで続くんだよ。エライこっちゃ。
というわけで、まずは環境を整えなければならない。
その1: お弁当の避難。
1日練習では必需品のお弁当。不用意に教室なんかに置いとかせるわけにはいかない。傷んでしまっては大変である。なので、夏休み中唯一冷房が稼働している職員室にお弁当を避難させる。以前の学校なんかではLL教室とかにクーラー入れて弁当を置き、ついでにじゃんけんで勝ったパートがパート練習したり、なんてこともできたのだが、なんだか「市からの通達」とかいうのがあって、無闇にクーラーをつけてはいけないらしい。ケチだのう!
その2: 扇風機
クーラーが駄目なら扇風機しかない。音楽室は熱気がこもってスゴイ状態だ。工業用の扇風機(例の、羽がオレンジで本体がダークグレーのでかいヤツね)を親の会に頼んで急遽2台買ってもらい、窓全開にして外のベランダに置いてもらい、思い切りブン回す。奥の方の生徒には直接風が行かないが、部屋の中の空気はとにかく回るであろう。(それにしても、工業用扇風機、値上がりしたぞ。何年か前に買ったときには3560円だったのに、今じゃ同じものが4980円!)
最初は部屋の中で回したのだが、近くのフルートの2年生はたまったモンじゃない。首を振って風が吹いてくるたびに、髪の毛がゲゲゲの鬼太郎が悪い妖怪を退治するときのように一斉に逆立ち、とても楽器を演奏するどころではない。それに、あたりの譜面台の楽譜があっちこっちでヒラヒラ飛び回る。こんなんで吹奏楽の練習をやっているなんてほとんど奇跡的な状況なのだ。
そんなに努力しているというのに、演奏の方はとんでもない。全体的に頭がボーッとしているようにも見える。集中力は続かない。熱中症の恐ろしさは昨今喧伝されているとおりで侮れない。1時間もやれば10分は休みを入れる。そして水分補給。差し入れのお茶なんかもあってけっこう恵まれてはいる。ピッチはあわない。第一チューニングができない。鍵盤打楽器はA=442で設定してあるのに、この暑さの中、管楽器はA=445にしてもあわない。無理矢理あわせると曲をやるときにユニゾンがでない。無理に出させようとすると音色が極端に悪くなる。
こんな泥沼のような戦いがまだ8月1日まで続くんだよ。エライこっちゃ。
今日、練習が終わって、さて片付けるか、というとき、ホルンの2年生が来て、
「センセイ、このホルンの抜き差し管が、演奏しているウチにちょっとずつ中に入っちゃって(つまり縮んじゃって)音程が高くなってしまします。」
という。ハァ?どうして?学校のボロ楽器なんて、通常は抜き差し管が抜けませ〜ん、なんてんでタオルを巻いたりして渾身の力を込めて引っこ抜いたり、とかが普通なのに。ところが本当らしい。ひっくり返すと抜き差し管が自分の重さでスポッと抜けちゃうほどだ、というのだ。で、3年生の先輩が、グリスを全部拭き取ったりとか、いろいろ工夫してくれたらしいのだが、結局アカン、ということなのだ。
その先輩も、その楽器をかつて使っていて、同様のトラブルに見舞われていたらしいのだが、それを(さらに上の)先輩に訴えると、
「フック(その3年生の愛称)が演奏中にお腹で押しちゃうんじゃないの?」
と言われ、
「ハイ、すいません」
で終了してしまったんだって。
困りましたねぇ。どうすりゃいいのでしょうか?
というところで、今日は終わってしまいました。
「センセイ、このホルンの抜き差し管が、演奏しているウチにちょっとずつ中に入っちゃって(つまり縮んじゃって)音程が高くなってしまします。」
という。ハァ?どうして?学校のボロ楽器なんて、通常は抜き差し管が抜けませ〜ん、なんてんでタオルを巻いたりして渾身の力を込めて引っこ抜いたり、とかが普通なのに。ところが本当らしい。ひっくり返すと抜き差し管が自分の重さでスポッと抜けちゃうほどだ、というのだ。で、3年生の先輩が、グリスを全部拭き取ったりとか、いろいろ工夫してくれたらしいのだが、結局アカン、ということなのだ。
その先輩も、その楽器をかつて使っていて、同様のトラブルに見舞われていたらしいのだが、それを(さらに上の)先輩に訴えると、
「フック(その3年生の愛称)が演奏中にお腹で押しちゃうんじゃないの?」
と言われ、
「ハイ、すいません」
で終了してしまったんだって。
困りましたねぇ。どうすりゃいいのでしょうか?
というところで、今日は終わってしまいました。
昨日(6月21日)、「吹奏楽ワークショップ2008」という催しが国立音大の主催で行われた。
ウチの部活も、研究発表会やら地域の小学校での演奏会やらのからみがあって、地元の技術講習会に参加し損ねたこともあり、この催しに申し込んでいたら、幸いにも「定員に達しましたので締め切りました」に引っかからず、参加が可能になったのであった。
参加が決まったとなると、今度は楽器の運搬やら、玉川上水までの部員の引率やら、厄介な手間がそれなりにあるのだが、ウチの部活はありがたいことに、「親の会」がいろいろ手を貸してくれるので、特に困ったトラブルも面倒もなく、無事行って帰ってこられた。顧問の方はまったくもってイベントの中身に集中できたのだから、希有の恵まれ方である(変な日本語?)。
さて、国立音大では初の試みというワークショップの中身は、「いい音を出そう」というテーマのもと、午前中は10時からグループレッスンで生徒がそれぞれ楽器の奏法なんかを見てもらい、午後は1時から生徒の中から選ばれたモデルバンドで基礎合奏の実際、3時半からは講師によりディレクターバンド演奏という、まあオーソドックスなもの。
だが、さすがというか、すごいのは講師演奏の指揮者がなんと、あのドナルドハンスバーガーだったのだ。曲目も、ホルストの第1組曲など、聴き応えのあるものであった。これがタダで(というのもさもしい言い方だが)聴けるだけでもすごいラッキーである。D.ハンスバーガーはイーストマンWEで長く音楽監督をしてきて、また、多くの編曲も手がけており、知ってる人にはよく知られた存在であろう。フェネルやリード亡き後に残ったアメリカのビッグネームの一人かも知れない。そういう私も高校の時に彼の編曲したショスタコービッチの「祝典序曲」を演奏したことがある。
そしてその演奏だが、ホルストの「ハンマースミス」というのは実に退屈な音楽で、途中で眠ってしまった。第一組曲の方はさすがにすばらしい演奏。いや〜堪能できた。
午後一番の「基礎合奏」。ウチの連中からも2人が選ばれてモデルバンドに加わった。2時間も基礎合奏なんてたまんねぇな〜〜、と思っていたが本当に大変だった。指導する方も、よく頑張る。内容そのものはバランス・スケール・ハーモニーで目新しいものはなかったが、こっちが忘れていた、声で合わせるやり方や息のスピードを合わせるやり方など重要なヒントが随所にちりばめられていてかなり有意義。(聴いてる生徒の方はグテ〜っとしちゃってるのも多いようだったが。)ウチの練習にしてみれば、私がいつも行ってることや言ってることをそのまんまやっていたから、うまく持って行けばこっちの株が上がるかも。ん〜〜〜ラッキーだったぜ。
かなりクォリティー高くないか、この企画?
さて、実は極めつけは午前中だったのだ。これまで経験したこの手の「講習会」では、指導者はあっちこっちのパートで生徒の様子を見て歩いたり、顧問同士で情報交換をしたり(要するに無駄話)で、時間つぶしが大変なのだ。実際私は読む本をカバンに忍ばせていた。ところが、なんだか「編曲料理法」とか、ワンポイント指揮法とかの講座があるのだ。なんだか面白そうではある。
で、指揮の方は実際にやらされたりするのもなんだかおっくうだし、今年のコンクールの曲は自分で編曲に手を加えたものだったこともあって、編曲の方に顔を出すことにした。だが、誰もいない。先生も受講生も。ハァ〜?と思いつつクラリネットのお部屋をちょっと見物して(楽器の組み立て方・リードの付け方について講師の先生が熱弁をふるっていた)また戻ってみると、今度は講師の淀彰先生がちゃんといらして(タバコを吸いにどこかに行っていたらしい)、いろいろ話もでき、コーヒーもごちそうしてもらい、私が書いて持参した楽譜の批評もしてもらい、ついでにフィナーレの使い方についていろいろ教えてもらい、約1時間。これってあり得ないほど濃い時間だったと思わない?クォリティー高いわ〜〜!!!すごいぜ、国立音大。
で、まだ時間があったので何となく校舎の中をふらふらしていると、ホルストの第1組曲をピアノで弾いている音がする。お?もしかして、ハンスバーガー先生が今日の曲目のおさらいでもしているのか?とのぞいてみると、上述の指揮法のレッスンをやっていたのだ。
「のぞいてみててもいいですか?」
と、年の功で身につけた図々しさを発揮して無遠慮に入っていくと、先生とアシスタントの学生二人に練習用ピアニスト一人の4人に、受講生(といってもバンド指導者だから大人だな)が一人、というあり得ない贅沢さ。
いや〜、、顔出してよかったわ〜〜!!いままで、「ひっかけ」というテクニックが(あるのは知ってたけど)どうやって使うかわからなかったのに、今度でわかったぞ!!その上、
「やってみませんか?」とさんざんふられまくって、いろいろやらされたあげく(それも練習ピアニストを使わせてもらって)、かなり有用なアドバイスをしてもらえて、こりゃ文字通り有り難い。
結局、指揮も編曲も俺だけで先生を独り占めじゃん。朝から見ていると、なんだか指導者というか引率教員の姿を見ない。生徒ばっかりが自転車とか、親の車で三々五々やってくるような状態で、指導者の数が少ないな〜と思っていたのだが、実際他の教員は何をやってたんだか。もったいないな〜!だいたい、50もすぎて、人からアドバイスをもらうなんて機会はそうそうあるもんじゃない。こんな得がたいチャンスをものにできたのは実にうれしいことである。
親の会で、引率してくれたお母さん方が二人いたが、1日中いて、いろいろ見られて、とても面白かったと言っていた。でも、どうなんだろうか。1日いっぱい見ていて、退屈じゃなかったろうか。第一、基礎合奏なんてそんなに面白いモンじゃないのに。本当に頭が下がる思いだ。
というわけで、朝6時40分に楽器の積み込みをやって出発し、最後の生徒が迎えの親の車に乗って学校を出た19時ちょうどまで、充実の1日がすぎていったのでありました。
ウチの部活も、研究発表会やら地域の小学校での演奏会やらのからみがあって、地元の技術講習会に参加し損ねたこともあり、この催しに申し込んでいたら、幸いにも「定員に達しましたので締め切りました」に引っかからず、参加が可能になったのであった。
参加が決まったとなると、今度は楽器の運搬やら、玉川上水までの部員の引率やら、厄介な手間がそれなりにあるのだが、ウチの部活はありがたいことに、「親の会」がいろいろ手を貸してくれるので、特に困ったトラブルも面倒もなく、無事行って帰ってこられた。顧問の方はまったくもってイベントの中身に集中できたのだから、希有の恵まれ方である(変な日本語?)。
さて、国立音大では初の試みというワークショップの中身は、「いい音を出そう」というテーマのもと、午前中は10時からグループレッスンで生徒がそれぞれ楽器の奏法なんかを見てもらい、午後は1時から生徒の中から選ばれたモデルバンドで基礎合奏の実際、3時半からは講師によりディレクターバンド演奏という、まあオーソドックスなもの。
だが、さすがというか、すごいのは講師演奏の指揮者がなんと、あのドナルドハンスバーガーだったのだ。曲目も、ホルストの第1組曲など、聴き応えのあるものであった。これがタダで(というのもさもしい言い方だが)聴けるだけでもすごいラッキーである。D.ハンスバーガーはイーストマンWEで長く音楽監督をしてきて、また、多くの編曲も手がけており、知ってる人にはよく知られた存在であろう。フェネルやリード亡き後に残ったアメリカのビッグネームの一人かも知れない。そういう私も高校の時に彼の編曲したショスタコービッチの「祝典序曲」を演奏したことがある。
そしてその演奏だが、ホルストの「ハンマースミス」というのは実に退屈な音楽で、途中で眠ってしまった。第一組曲の方はさすがにすばらしい演奏。いや〜堪能できた。
午後一番の「基礎合奏」。ウチの連中からも2人が選ばれてモデルバンドに加わった。2時間も基礎合奏なんてたまんねぇな〜〜、と思っていたが本当に大変だった。指導する方も、よく頑張る。内容そのものはバランス・スケール・ハーモニーで目新しいものはなかったが、こっちが忘れていた、声で合わせるやり方や息のスピードを合わせるやり方など重要なヒントが随所にちりばめられていてかなり有意義。(聴いてる生徒の方はグテ〜っとしちゃってるのも多いようだったが。)ウチの練習にしてみれば、私がいつも行ってることや言ってることをそのまんまやっていたから、うまく持って行けばこっちの株が上がるかも。ん〜〜〜ラッキーだったぜ。
かなりクォリティー高くないか、この企画?
さて、実は極めつけは午前中だったのだ。これまで経験したこの手の「講習会」では、指導者はあっちこっちのパートで生徒の様子を見て歩いたり、顧問同士で情報交換をしたり(要するに無駄話)で、時間つぶしが大変なのだ。実際私は読む本をカバンに忍ばせていた。ところが、なんだか「編曲料理法」とか、ワンポイント指揮法とかの講座があるのだ。なんだか面白そうではある。
で、指揮の方は実際にやらされたりするのもなんだかおっくうだし、今年のコンクールの曲は自分で編曲に手を加えたものだったこともあって、編曲の方に顔を出すことにした。だが、誰もいない。先生も受講生も。ハァ〜?と思いつつクラリネットのお部屋をちょっと見物して(楽器の組み立て方・リードの付け方について講師の先生が熱弁をふるっていた)また戻ってみると、今度は講師の淀彰先生がちゃんといらして(タバコを吸いにどこかに行っていたらしい)、いろいろ話もでき、コーヒーもごちそうしてもらい、私が書いて持参した楽譜の批評もしてもらい、ついでにフィナーレの使い方についていろいろ教えてもらい、約1時間。これってあり得ないほど濃い時間だったと思わない?クォリティー高いわ〜〜!!!すごいぜ、国立音大。
で、まだ時間があったので何となく校舎の中をふらふらしていると、ホルストの第1組曲をピアノで弾いている音がする。お?もしかして、ハンスバーガー先生が今日の曲目のおさらいでもしているのか?とのぞいてみると、上述の指揮法のレッスンをやっていたのだ。
「のぞいてみててもいいですか?」
と、年の功で身につけた図々しさを発揮して無遠慮に入っていくと、先生とアシスタントの学生二人に練習用ピアニスト一人の4人に、受講生(といってもバンド指導者だから大人だな)が一人、というあり得ない贅沢さ。
いや〜、、顔出してよかったわ〜〜!!いままで、「ひっかけ」というテクニックが(あるのは知ってたけど)どうやって使うかわからなかったのに、今度でわかったぞ!!その上、
「やってみませんか?」とさんざんふられまくって、いろいろやらされたあげく(それも練習ピアニストを使わせてもらって)、かなり有用なアドバイスをしてもらえて、こりゃ文字通り有り難い。
結局、指揮も編曲も俺だけで先生を独り占めじゃん。朝から見ていると、なんだか指導者というか引率教員の姿を見ない。生徒ばっかりが自転車とか、親の車で三々五々やってくるような状態で、指導者の数が少ないな〜と思っていたのだが、実際他の教員は何をやってたんだか。もったいないな〜!だいたい、50もすぎて、人からアドバイスをもらうなんて機会はそうそうあるもんじゃない。こんな得がたいチャンスをものにできたのは実にうれしいことである。
親の会で、引率してくれたお母さん方が二人いたが、1日中いて、いろいろ見られて、とても面白かったと言っていた。でも、どうなんだろうか。1日いっぱい見ていて、退屈じゃなかったろうか。第一、基礎合奏なんてそんなに面白いモンじゃないのに。本当に頭が下がる思いだ。
というわけで、朝6時40分に楽器の積み込みをやって出発し、最後の生徒が迎えの親の車に乗って学校を出た19時ちょうどまで、充実の1日がすぎていったのでありました。
吹奏楽部の顧問です。みなさん、吹奏楽部の顧問がどれほどの激務か、知らないでしょう。たいていの人は「練習時間が長くて大変だよね〜」ぐらいしか認識がないようですが。そんな簡単なモンじゃないんだよ〜!!
今日は一日練習でした。朝8時半に集合完了で、まず校舎内の清掃を30分間。次にウォーミングアップで、音出しを30分。次はチューニングです。これはけっこう大変。一人30秒が目標だけど、下手すると2分ぐらいかかるスカタンもいる。しかも、本人だけの責任じゃなくて、楽器の調子が悪かったり、その日の湿度や気温などいろんな条件でまるっきり合わなくなってしまいます。
次に基礎合奏を30分間。本来はもっと長くやるんだけど、来週に迫った「研究発表会」に向けて曲の練習をしなければならないので、少し短めにせねばならない。最近の(普通の)掃除の時間に、
「先生、倍音って聞こえないんですけど」
なんて言ってくるヤツがいたので、今日は誰もが聞けるようにしてやろう、と重点的に工夫してみた。
その時点ですでに10時半。10分休んでそれから、曲の練習だ。
今日の曲目は「ヴァレンシアの寡婦」。これはけっこう色っぽい音楽なんだけど、中学生にできるんだろうか、なんて内心思いつつも曲のイメージを伝えまくり、無理矢理色っぽく演奏させよう、とするが、まだま〜だ全然駄目だ〜〜!どうすんだ、研究発表会?
結局12時までの予定が12時半までぶっ通しで練習して、ついに集中力の限界か、と思われる頃にやっと一段落ついて、1時20分まで昼食休憩。
それから2時まで個人練習で曲の中のできないところをさらってもらう。
午後の合奏は、2週間後に迫った、近所の小学校での演奏会に向けての別の曲の練習を行う。こっちは5〜6曲も演奏曲目を用意しなければいけないから、けっこうな大骨である。一番ヤバイのはどの曲だ?と部長とか3役(部長・副部長・学生指揮の生徒の集合体の総称:ウチの部活ではなぜか4役という)に聞いて、それが「久石譲メドレーII」だというので、それを午後の曲練習でやることにして、2時からまたチューニング、2時20分から合奏。ところが、またしても木管の連中が、指が回ってなかったりとか、普段セカンドで陰に隠れてるフルートの2年生がこういうときにファーストになって出てきて、慣れないソロでモタモタしてたりするのに業を煮やしたり、同じくパーカスの2年が鈍くさいテンポ刻んだりするのを文句を言いまくってるうちにあっという間に時間となってその日は終了。
もうちょっと問題意識を持てよ〜!どいつもこいつも!!!
そして、そんなに一生懸命練習しても、演奏が上手か下手か、認められるようにするのがまたタイヘンなんだから!。明日からの週は本当にどうしようもなくヤバイ。手に汗を握る一週間になる予定である。
そうそう、以前、「色っぽい演奏」をするために、まずはみんな、失恋してこ〜い!しかも失恋の前提になる「恋愛」は適当にするんだぜ〜、などと無茶苦茶なことを言ったら、あとで
「先生、コイツ先月失恋しました!」なんて連れだって話しかけてくるのがいるから可笑しいのう。中学生ってかわいいですね。
今日は一日練習でした。朝8時半に集合完了で、まず校舎内の清掃を30分間。次にウォーミングアップで、音出しを30分。次はチューニングです。これはけっこう大変。一人30秒が目標だけど、下手すると2分ぐらいかかるスカタンもいる。しかも、本人だけの責任じゃなくて、楽器の調子が悪かったり、その日の湿度や気温などいろんな条件でまるっきり合わなくなってしまいます。
次に基礎合奏を30分間。本来はもっと長くやるんだけど、来週に迫った「研究発表会」に向けて曲の練習をしなければならないので、少し短めにせねばならない。最近の(普通の)掃除の時間に、
「先生、倍音って聞こえないんですけど」
なんて言ってくるヤツがいたので、今日は誰もが聞けるようにしてやろう、と重点的に工夫してみた。
その時点ですでに10時半。10分休んでそれから、曲の練習だ。
今日の曲目は「ヴァレンシアの寡婦」。これはけっこう色っぽい音楽なんだけど、中学生にできるんだろうか、なんて内心思いつつも曲のイメージを伝えまくり、無理矢理色っぽく演奏させよう、とするが、まだま〜だ全然駄目だ〜〜!どうすんだ、研究発表会?
結局12時までの予定が12時半までぶっ通しで練習して、ついに集中力の限界か、と思われる頃にやっと一段落ついて、1時20分まで昼食休憩。
それから2時まで個人練習で曲の中のできないところをさらってもらう。
午後の合奏は、2週間後に迫った、近所の小学校での演奏会に向けての別の曲の練習を行う。こっちは5〜6曲も演奏曲目を用意しなければいけないから、けっこうな大骨である。一番ヤバイのはどの曲だ?と部長とか3役(部長・副部長・学生指揮の生徒の集合体の総称:ウチの部活ではなぜか4役という)に聞いて、それが「久石譲メドレーII」だというので、それを午後の曲練習でやることにして、2時からまたチューニング、2時20分から合奏。ところが、またしても木管の連中が、指が回ってなかったりとか、普段セカンドで陰に隠れてるフルートの2年生がこういうときにファーストになって出てきて、慣れないソロでモタモタしてたりするのに業を煮やしたり、同じくパーカスの2年が鈍くさいテンポ刻んだりするのを文句を言いまくってるうちにあっという間に時間となってその日は終了。
もうちょっと問題意識を持てよ〜!どいつもこいつも!!!
そして、そんなに一生懸命練習しても、演奏が上手か下手か、認められるようにするのがまたタイヘンなんだから!。明日からの週は本当にどうしようもなくヤバイ。手に汗を握る一週間になる予定である。
そうそう、以前、「色っぽい演奏」をするために、まずはみんな、失恋してこ〜い!しかも失恋の前提になる「恋愛」は適当にするんだぜ〜、などと無茶苦茶なことを言ったら、あとで
「先生、コイツ先月失恋しました!」なんて連れだって話しかけてくるのがいるから可笑しいのう。中学生ってかわいいですね。
そんなわけで「吹奏楽部」の顧問に復帰して一月とちょっとが経過した。「年とったなぁ!」というのがつくづく実感される今日この頃だ。
なんといっても困ったのは、細かい音符が見えなくなってきていた、ということである。顧問をしなくなって4年、その間プラモデルを作るにもどんどん老眼が進んでいた。そして、直接作業をするときはメガネを外し、部品や工具を探したりするときにはメガネをかけて、という不便な状況が進行しているのはわかっていたのである。だが、実際の「オシゴト」でこんなことになっているのを思い知らされたのは初めての経験だ。
吹奏楽部の顧問はスコアを見なければいけない。スコアとは全部の楽器のやることがすべてまとめて書いてある楽譜だ。B4版とかA3版に25段とか30段、場合によっては40段にも及ぶ、細か〜〜〜い楽譜がビッチリ書いてある。それだけなら、まあ何となく音を感じられるからいいのだが、一番困るのは小節番号である。これがまた、実際4ポイントとか、さらに小さな数字で書いてあることが多く、もはや年寄りの目に負える代物ではない。いきおい、
「それじゃあ、○○小節目からやってください」
なんて指示を出すたんびにメガネを外し、楽譜に目を近づける、老人独特の所作を若いカワイコちゃんたちの前に曝すことになってしまうのだ。
かっこわるいのう…。
なんといっても困ったのは、細かい音符が見えなくなってきていた、ということである。顧問をしなくなって4年、その間プラモデルを作るにもどんどん老眼が進んでいた。そして、直接作業をするときはメガネを外し、部品や工具を探したりするときにはメガネをかけて、という不便な状況が進行しているのはわかっていたのである。だが、実際の「オシゴト」でこんなことになっているのを思い知らされたのは初めての経験だ。
吹奏楽部の顧問はスコアを見なければいけない。スコアとは全部の楽器のやることがすべてまとめて書いてある楽譜だ。B4版とかA3版に25段とか30段、場合によっては40段にも及ぶ、細か〜〜〜い楽譜がビッチリ書いてある。それだけなら、まあ何となく音を感じられるからいいのだが、一番困るのは小節番号である。これがまた、実際4ポイントとか、さらに小さな数字で書いてあることが多く、もはや年寄りの目に負える代物ではない。いきおい、
「それじゃあ、○○小節目からやってください」
なんて指示を出すたんびにメガネを外し、楽譜に目を近づける、老人独特の所作を若いカワイコちゃんたちの前に曝すことになってしまうのだ。
かっこわるいのう…。


